2017/08/16

「素材を利用しようとする企みは、」  ふたつの展覧会を観て





梅雨の晴れ間




























林の方へ































「深い眠り」























昨日は帰省中の次女と家内の3人でメナード美術館で開催中の田淵俊夫さんの展覧会と

碧南市藤井達吉現代美術館の「リアルのゆくえ」に行って来た。

以前から実物を見てみたいと思っていた犬塚勉さんの作品が2点あった。

また磯江さんの作品に再会できたこともとてもうれしい時間だった。




人は意識無意識に限らず、目の前の現実に対して瞬間瞬間を選択しながら生きている。

写実絵画は、画家のそれを分かりやすく目の前に見せてくれているので面白い。

現実を可能な限り写し取るということは、自分の思いや欲望を足さないということ。

それによって目の前の現実がよりいっそうリアリティーを持ってキャンバスの上に立ち上がってくる。





建築も素材と向き合う時、同じことが謂える。

素材を利用しようとする企みは、直ちに素材のリアリティーを失わせる。

そこに建築の矛盾がある。

だから面白い。



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