2017/06/02

設計事務所は平成のオワコン



昭和のオワコンが棟梁だとしたら、平成のオワコンは、個人住宅を設計している小さな設計事務所だ。

最近、オープンハウスの参加者の中に地域の小規模なハウスメーカーに所属していたり、外部スタッフとして参加している設計士が多くなった。それらのホームページを見るとハウスメーカーと言うよりまるで設計事務所だ。デザイン性を重視して施工も行い、保証や保険(これらは独自なものはほとんど無く、我々と同じ住宅保証責任保険の範囲のものがほとんど)も充実しているようにしっかりとアピールし、オールインワンで家作りが出来てしまう安心感を売りにしている。それにも増して人気が出ている理由は、そのデザイン力だ。最近急速に受注を増やしているneieなどのデザイン力を見ると、多くの個人事務所は、最後の砦のデザイン力でさえも既に太刀打ち出来ていない。実際、neieの設計士に聞くとオープンハウスには毎回数十組の参加者があり、そのうちの数組は仕事につながると言う。残念だけれどもう既に決着はついているようだ。いつの時代も時勢に合ったブランド作りと広告に弱い業種は消えてなくなるようだ。

しかし、今ボクが思う個人事務所が生き残る手段は二つ。ひとつは、ターゲットを限界まで絞り、そこに向けて毎日安定して情報を流し続けること。実際それで成功している同業者もいる。もうひとつは、出過ぎた杭になること。キーワードはどちらも「絞る」こと。今更だけど、ボクは後者を目指すしか無い。笑 

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