2017/03/30

発想の種



どうにか次の仕事につなげようと、

クライアントのお願いし、

毎回オープンハウスを行っているが、

一般の参加者はほぼ過去のクライアントで

残念ながら新しいクライアントに出会うチャンスはあまりない。

ということはほぼ同業者や学生で埋まるオープンハウスで

いつも問われる質問が、「発想の種」についてだ。


そういえば僕も事務所を始めた30代の頃、

好きな建築家の建築を見るたびに

それを心の底から知りたいと思い、

いつも胸苦しい思いを抱えていたことを思い出す。


ただそれを聞いたところでそれをそのまま流用できる訳もなく、

結局は孤独の中で七転八倒しながら見つけるしかなかった。

結局、それは自分の外には無く、内から見つけ出すしかなかった。



具体的にいうとそれは、


「自分の心に素直になること」


今、何がしたくて何がしたくないか。

何が好きで何が嫌いか。

他人の評価などは全く気にせず、いつもそのことばかり考えていた。



好きな建築家の仕事をリメイクするような仕事も

実はその検証をしていたのだと思う。



リメイクしようとするとそれに抵抗しようとする自分を発見する。

その自分をすかさず捕まえて放さない。

それがまさしく僕のオリジナリティーだから。

そんな自分をたくさん捕まえて隙間だらけのパズルを埋めてきた。


50歳前後になって、そのパズルに一定のカラーがあることに気づいた。

その時、なんだか少し建築が分かってきたような気がした。

建築家としてやっていく自信が芽生えた。



おそらくこのパズルは完成することはないと思う。

でも、このパズルをいつか完成させるために

ボクは今日も自分の内を見つめている。


















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