2016/03/10

鞄の修理

鞄が戻ってきた。

マチの部分を全て取って

トートバックのようなシンプルな鞄になってまた復活。



元の革がかなり傷んでいて

縫える状況でもなかったけれど

裏に補強の革を貼って縫い直してある。





2016/03/08

保育のはなし 2

文句ばかり言っていても何も


改善しないので少し提案します。





最も有効な施策のひとつは


教育バウチャーです。


簡単にいうと


教育に特化した保護者に直接支給するクーポンのこと。


これなら子供の教育以外に税金が使われることはないし、


収入に応じて支給額も変えられる。



何より補助金で施設をがんじがらめにすることもない。



やり甲斐のある職場づくりもしやすくなる。



もうひとつは、


高校までの無償化。



これらが実施されれば教育の格差も是正され、


貧困の連鎖も少なくなると思う。


海外の例を見れば

もちろんこれで全てが解消される訳ではなく、


実態に合わせたディティール必要なのは


当然だと思います。


ただ今のままでは


近い将来、大多数の負け組みが生み出す資本を


ごく一部の勝ち組のみが享受する国になってしまいます。


最小不幸の国づくりにのためには

教育が最も費用対効果の高い施策です。



そういう社会になるように


日々心掛けようと思います。










保育のはなし

いつも建築がらみのはなしばかりだけれど、

今日はがらっと変わって最近話題の保育の話をします。



というのは、

私の長女が保育士だからです。

大学を出て保育士の免許をし取りました。

同級生にも男子はたくさんいました。

でもそのほとんどは保育士になりませんでした。

皆さんご存知のように給料が安いからです。

保育士になっても結婚して


家族を養っていけない職業に就きたくても就けないのです。



娘は国の補助を受けているような


認可保育施設や幼稚園には就職しませんでした。


いわゆる幼児教室と言われるところです。


何故かと言うと補助を受けている施設は


カリキュアラムに自由がなく、


自主性を制限され


ノルマと責任だけが多く、



過酷なだけで楽しくないからです。


彼女はどうせ給料が変わらないのなら


楽しくてやり甲斐のある職場がいいとそちらを選択しました。


おそらく年収は、大企業に勤める同年代の半分くらいでしょう。


でも彼女は、自分にあって楽しい職場だから満足しています。


でもこの春、少し先輩の男性職員が辞めることになったそうです。



彼はまだ20代後半で父兄にも大変信頼が厚く人気があったそうです。



彼自身もこの仕事が好きで、毎日楽しく仕事をしていたそうです。


彼女も本当に勉強になったそうです。




その彼が退職を辞めた理由が、


やはり収入です。


次は全く別の職業でやっただけ収入になる運送業を検討しているらしいです。



一人の才能ある男子が


また一人、保育の現場から去ってしまいました。


国は施設を増やしたり、



無資格で専門の教育を受けていない人を保育に参加させようとしています。



ハッキリいって間違っています。



子供は国の宝です。



この国の未来です。


何故大企業や軍事費、


官僚制度を維持するために


子供や才能のある若者が犠牲にならないといけないのか


本当に不条理を感じます。

先日の国会中継を見ても


匿名の投書に対する自民党のみにくいヤジを聞いて



怒りを超えて

哀しくなりました。



どうかお願いです。

子供たち


若者たちがもっと楽しく



生きられる社会にみんなでしましょう。









2016/03/07

フリオゴンザレス展  舟越桂展


昨日三重県立美術館に行って来た。
舟越桂は別の美術館だと想い勘違いしていたので
この2つの展覧会が同時開催していて
とてもお得な(入場料¥1,500円)展覧会だった。

フリオの作品はもちろんだが、
やっぱり鉄は好きだな。


静寂。
エロス。
空気感。

舟越さんの彫刻はいつも建築とリンクする。


2016/03/05

ぜんぶ手でつくる 30




「丹 精」




自分が仕事をする時も人の仕事を見る時も中心にこの言葉がある。誰が作ろうと世間的な評価がどうであろうと「丹精」を感じられなければ、それは私にとってほとんど価値のないものだ。

誠の心をこめて物事をすること」

「誠の心」。それはどこにあるのか。悟りを開いた人でもない限り、人は自分にも他人にも嘘をつく。人は他人がどれほど繕っても本質を感じ取ってしまうものだ。だから無意識は「誠の心」の在り処ともいえる。

建築も建築家の無意識が大きく影響する。どんなに派手なデザインやコンセプトで装ったとしても空っぽな建築は繕いようがない。建築はあたかも建築家が丸裸で立っているようなものだ。生きざまがそのまま出てしまうのが建築だ。意識の範疇で作られた建築は、強いメッセージを持つが空気感や情緒は弱い。メッセージは時間の中で消費されてしまうものだ。

丹精をこめることは、それほど難しいことではない。自分の好きなことに集中すればいい。ひとつのことに時間をかければいい。集中することで無意識が力を持つ。

いろいろな仕事をしたり、オーバーワークしてしまう人は、自分の才能に気付いていない人だ。自分の好きなことが分かっていない人だ。




「私はそれほど賢くはありません。ただ、人より長くひとつのことにつきあってきただけなのです。」


                                     アルベルト・アインシュタイン