2015/09/24

シルバーウィークの出来事3

翌日は手っ取り早く古い建物を見ようと江戸たてもの園と以前にも行った川崎にある日本民家園に行った。



これは有名な前川国男氏の自邸。





みんなが撮るような写真は止めて、気になったものを紹介します。
これはダイニングテーブル.無垢のオリジナル.デザインもなかなか秀逸。
かなり参考になったのでいつか頂きます。



寝室のクロゼット。この時代にかなりモダン。納まりは少し和っぽい。そのフュージョン具合がセクシーな感じ。


少し分かり難いが、片方が嵌め殺しのガラスで
片引きガラスの障子戸がひとつの敷居の中で納まっているディティール。




テラスのレール。堅木で出来ている.多分チークじゃないかな?






洗面のキャビネット。
最近はついつい既製品を使いがちだったので反省してオリジナルで作ることにします。





これは別の住宅の流し。
この時代はオリジナルで銅板で作っていたようです。

今度ボクも銅製の流し作ってみようと思います。



コーナーや排水廻りの詳細。
排水廻りは現代風にアレンジの必要がありそう。



ここからは日本民家園。

今回写真に収めたのは土壁の写真のみ。

興味のない人は全くつまんないのでスルーしてください。
















シルバーウィークの出来事2

 吉村ギャラリィーに思いもかけず長居をしてしまったので、
ひとつ予定をキャンセルして池袋、目白界隈を散策がてら
日本で初めて開催される春画の展覧会が行われている永青文庫行きました。


到着したのは午後6時近かったと思いますが、
ちょうどこの日は、展覧会初日でかなりの人が来ていました。






 年齢制限があるくらいなので、内容はかなりきついものでしたが、
版画ばかりでなく肉筆がも多く見応えのあるのもでした。

知ってはいましたが、今よりも性もモラルは少し緩かったようです。


元総理の細川さんが理事をされている建物で、
詳しく走りませんが細川家ゆかりの建物ということもあり、
なかなか素晴らしい建物でした。


シルバーウィークの出来事1

19日、20日と私用で東京(池袋)に行きました。

近くにある吉村さんのギャラリィーがちょうど企画展をしていたので、
予定を少し変更して少しだけの見学の予定が、3時間ほど滞在してしまいました。

その原因は、下にある図面と吉村さんの右腕だった平尾さんがそれらを丁寧に説明してくださったおかげです。

写真の図面は極々一部で、住宅を中心にほとんどの製本図面があったと思う。

おそらく真剣に見出したら、2、3日はかかると思う。


平尾さんには暖炉の設計の勘所や吉村事務所の設計の進め方など本当に詳しく説明して頂き始めて聞く話ばかりであっという間に閉廊の時間になってしまいました。

やっぱり現寸図か多かった。

最も有名な軽井沢の別荘も現寸図を含めた実施設計は平尾さんがやられたそうです。

現場で桁の高さがずれてた話とか、「丸太の梁を削って隠せ」
とか吉村さんに指示された話なども初めての話ばかりでした。

以外だったのは、極初期の基本設計のみ吉村先生が指示されるようですが、
ディティールなど詳細に関しては、ほとんどスタッフが設計したものだそうです。

それにしてもスタッフの力量とその一貫した設計思想には驚いた。

ただ、よく見ると担当者によってそれぞれ個性が出ているようで
平尾さんの説明でそれも何となく分かった。

それと吉村事務所には、ゼネコン出身のベテランの積算専門のスタッフがいたそうで
大変勉強になったそうです。




生前まで事務所としていた建物で今はギャラリィー。




これは軽井沢の家の暖炉の図面。ぎゃおーって感じ!。こんなの行きてるうちに見られると思ってなかった。この図面で発見したのは、前から暖炉の傘がやけに熱い鉄板だと思っていたら、厚さ1,6mmの鉄板を二重にしていた。吉村さんは、とにかく奥行を浅くして火床を近くするようにと再三指示があったそうです。




業界の人しか分からないと思うけど、階段を上がったところの水平に閉じる建具の断面詳細図。



暖炉廻りの詳細図。


これは吉村さんの直筆の基本設計したときの図面。これを元に平尾さんが実施設計図にしていったそうです。階段廻りは納まっていなかったそうです。


これも吉村さんの基本設計の段階の立面図。完成したものと窓廻りが違ったり、さっき行った梁が団地になってしまったので屋根の高さが桁ひとつ分高くなったようです。


これも吉村さんのもの。左下に指示が書いてある。


これがその詳細。ここまで基本設計をしっかりご本人でされたのは、後にも先にもほとんど無かったようです。平尾さん曰く「自分の別荘だからでしょう」と言われてました。
それには吉村さん独自の思いがあったようです。


そのおかげで吉村さんの事務所からは、
現在建築界の品位を支えているような建築家が育っています。

今はその孫弟子の世代になりつつあります。
その代表格が堀部さんでしょう。





2015/09/10

昨日無事に55歳になりました。

おかげさまで昨日無事に55歳を迎えることができました。
実感はありませんが、死ぬまで生きたいと思います。


2015/09/07

昨日(日曜日)のすごし方


最近は炭水化物を制限していたので、久しぶりのラーメンを食べにいきました。
行ったところは、荒畑にある らーめん三吉
雨模様で少し肌寒かったので、当然普通の暖かいものを注文しようとしたところ、家内から、「冷たいものにしておきなさい」というクレームが入り、注文したのは下の冷製わさび塩¥900円でした。何年かぶりの三吉のラーメンでしたが、やっぱり丁寧な仕事ぶりは相変わらずです。どんな仕事も心が伝わる仕事が大切です。


家内は冷製さくらえび¥950円でした。




その後冷えた身体に追い討ちをかけるように、上前津の柴ふくにかき氷を食べにいきました。実は過去に何度か試みたのですが、いつも行列でやむなく断念が続いたので、旬も過ぎ、今日の天気であれば並ばずに行けるだろうということで向かったところ予想通り。並ぶどころか空いてました。

ボクが頼んだのは、黒柴小豆。




長女は宇治ミルクでした。


最後は看板犬のクルミちゃんに挨拶して帰りました。


2015/09/04

亀倉雄策bot      ー 備忘録

亀倉雄策bot 抜粋




ぜんぶ手でつくる  20




「オリジナリティー」






村上春樹は、ビートルズの『プリーズ・プリーズ・ミー』を初めて聴いた時のことを例にして、オリジナリティについてこんなふうに語っている。

「こんなものは今まで聴いたことがない!」

という感覚にオリジナリティの判断があったという内容だ。その曲の印象を様々な言葉を駆使して解析、解説することはできるが、それよりも私は、この人間の直観、奇跡の瞬間を信じてものづくりを続けたいと思った。

オリジリティーを感じるかどうかは個々の感覚、感性によるもので、結局、完璧なオリジナリティーというものは人間が作り出すものには存在しない。未体験の感動を味わった人が多ければ多いほど、オリジナルの要素が高いということにすぎない。したがって、オリジナリティーについての評価や意見は、全く個人的な問題で同調することでもなく、共感を求めることでもない。



改めて私は、「見たことのない普通のたてものをもとめて」という言葉に「未体験の感動」という思いを込めたことに気づいた。

2015/09/01

シンプルだから似てくる?




エンブレム問題で時々、こんなコメントを目にする。


「シンプルだから似てくる」



これは言い訳なのかなんなのかよくわからない。


日本の書を見ると

シンプルだから違いがわかるはずなのにな?



禅僧や書家が

「一」「無」「◯」とか書くけど


みんな違う。


最近のグラフィクやってる人には、

その違いの訳が分からないってことかな?





PS  

写真も一緒。

同じもの撮っても全然違う。



書家や写真家も誤摩化せないからより厳しい。


ただしPhotoshopは論外(笑)