2015/12/29

忘年会





今年も忘年会をしました。
結局また朝の3時すぎまでやってました。

終りかけのコーヒーのおかげでその後もほとんど眠れませんでした。

みんな今年もありがとう。
来年もよろしく!


ちなみに今年のメインはモツチゲ鍋でした。


2015/12/28

ありがとうございました。





今年もお世話になりました。

一年を通して滞りなく仕事ができた事に本当に嬉しく思います。

クライアントを始め全ての方にこの場をかりて感謝したいと思います。

ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。






事務所の休暇は12月30日から1月4日までです。
年始は5日から始めます。

2015/12/22

忘年会の告知



参加予定の方は準備があるので早めに意思表示を何でも良いのでしてください。



差し入れ注意報
・ノンアルコールビールは足りそうなのでいりません。
・いつも日本酒はみんな呑まないので、欲しい人は自分の分だけ持参してください。
・迷った場合は自分の食べたいもの、呑みたいものにしてください。
・焼酎、バーボン、ワインだったら比較的みんな呑みます。
・デザート系でも比較的みんな歓びます。
・こんな事書いてますが、差し入れは必要条件ではありません。手ぶら大歓迎です。

2015/12/15

つまらんはなし ー新国立競技場編ー

伊藤さんのB案。
あの白い斜めの天井面。
岐阜市立中央図書館のように木の格子で覆ったら
オール木造に見えてもっとインパクとあっただろうに。
あのグニャグニャの屋根は一般受けしないから今回は押えてほしかった。

大人の都合など諸事情を考慮して予想はA案。

今回の隈さんの案はかなり押え気味で良いような気がする。
でも、隈さんが木を使うといつもなんだかプラスティックに見えるんだよな。

ボクだけかな?

2015/12/10

メンテ

今日は午後から竹ノ山の家のメンテ。
紅葉を背景に砂利をならす紫の私。


ちなみに前回はシャツで今回はタートルのセーター。一張羅ではありません。
それと偶然で紫が特に好きなわけではありません。
写真を撮られているのも知らずに必死で砂利ならし。
後で見て笑い。


2015/12/09

3軒の見たことのないふつうの建物

先日の休みに広告の裏に描いたスケッチがポケットに入っていたので紹介。3軒分が混ざったスケッチ。1軒はすでに実施設計中。あとの2軒は契約前なので確定はしていないが基本設計中。順調にいけば来年中に全て完成する予定。未契約の2軒はかなり個性的な敷地なので建物も個性的になると思う。おかげさまで今のところ来年は3軒の見たことのないふつうの建物が生まれる予定。




2015/12/01

忘年会

今年も例年通り忘年会をします。

日時  12月 28日(月) 午後7時より

場所  自宅


いつものように私からお誘いすることはないので自由意志に任せます。

ただ参加する方は何でも良いので一応連絡下さい。

参加する際は飲み物、お菓子、デザート、何でも良いので一品持参ください。


2015/11/24

ぜんぶ手でつくる  24



「建築を作る人」





人は2つのタイプに分かれる。興味や関心が常に「人」に向けられている人とそれが「こと」や「もの」に向けられている人。もちろんハッキリとした境界線があるのではなく、両方を持ちつつもその時々の判断や行動パターンに偏向がある。前者は自己実現を人の反応や評価に求めるタイプで、後者はそれを「こと」や「もの」に求めるタイプ。おそらく大多数は社会性を重んじる前者のタイプ。彼らは直接人と関るような接客業、教育者、医療介護従事者などに向いている。後者はいわゆる少数派の「おたく」気質で1次産業従事者、職人、技術者、作家、研究者、芸術家、スポーツ選手などの職業に向いている。


本題はここから。

みんながみんな自分に向いている職業に就けるわけではない。向いていない職業に就いたとしても、自分のことを良く理解できば何に全力を傾注すれば良いかが自然と見えてくる。そして、自分なりの仕事の仕方を見出し、それが個性になったり強みになったりすることもよくある。大切なことはすぐに諦めないこと。他に興味を持ったり欲を出してしまったら結局どれも一流にはなれず社会から選ばれなくなる。




ボクがこう考えるようになったのは、日頃一流の職人たちの仕事ぶりを見ているからだ。彼らの仕事ぶりは実に清々しい。それは単純に純粋だから。彼らは日々自分が納得できる仕事をしようとしているだけだ。彼らには承認欲求も自己顕示欲も感じられない。ましてや名誉や地位なんて初めから眼中にない。仕事を手段にして何かを満たそうとしているのでもない。日々の仕事に満足することが目的だ。それが叶えられれば、彼らは現場で満たせれている。彼らと仕事をしてると時々醜い自分を戒めざるを得なくなる。

ボクは時々作ることにだけに集中できなくなる。「建築を作る人」と決めた時、地球上の全ての建築が目標になったはずだ。時折ちっぽけな自分が建築を手段に替えようとする。そんな時、いつも職人たちを見て自分自身を見つめ直す。

2015/11/20

ぜんぶ手でつくる 23






ディティール・プレゼ・人間力







私の仕事の大半は 「ディティール」 を考えることだ。「ディティール」 は最もプリミティブな仕事だ。漠然とプランが見え出した頃から始まる 「ディティール」 の模索は、メトロノームのように揺れるボクの感情と共に次第にその振幅を縮めていく。そして、職人が作り始める瞬間にそれは止まる。生まれるものはひとつだが、その上には幾重にも思考や感情が積み重なっている。実物でしか感じられない「何か」は、その見えない思考や感情の積み重なりに思える。


最近の建築に物足りなさは、この「何か」が感じられないからだ。外観や内観にしか関心を向けず模型での検討に時間を費やす。模型は模型でしかない。スチレンボードは何も語らないし、全てが縮小されたイミテーションだ。それを信じて建築を作ってはいけない。

素材に対する感情、そして、それを生かす寸法は自らの感覚を信じるしかない。模型を信じて思考を停止してしまうと、現場では模型で検討したものの確認作業に終ってしまう。建築家は大きな模型を作っているのではない。子供が育ち、人が生活する建築というかけがえのない住まいを作っている。

これから建築を学ぶ人は決して模型に頼ってはいけない。模型はクライアント用の "プレゼ" 程度で十分だ。建築家は素材に恋し、素材を生かし、それを寸法で実現していく素材の良きパートナーであるべきだ。目に頼らず、「思い」を寸法に置き換える感覚を養いそれを形にする。そうすることで現場が確認する場所ではなくなり、自分の想像を超えた不思議な場所になる。確認作業の習慣をつけると設計に飽きてしまう。だから多くの建築家は、歳を経るごとに少しずつ設計から距離を置くようになる。

「思い」をクライアントに理解してもらうのは難しいことだ。それは学生の時にしつこく教えられたプレゼという
ビジュアルや言葉を使った騙しのテクニックが通用しないからだ。

頼りになるのは人間力。信頼関係が築ければクライアントの理解は格段に広がる。親の家を設計すると思えば プレゼやコンセプトが全く意味のないことだとすぐ分かる。信頼がない段階でプレゼ などを駆使し理解を得ようとするから、クライアントは自分が理解できるものしか認めようとしない。スペシャリストの仕事はし辛くなり、やり甲斐や面白みも少なくなる。


結局、建築は建築家の人間力によるところが大きい。







2015/11/19

相変わらず


相変わらず現場以外は事務所に缶詰状態。
今日も一歩も外に出なかった。

案の定、3回目の考え直しでなんだかやっとしっくりしてきた。
でも、前例からすると出来るまでには多分まだ2回くらい変わるような気がする。

小説家は「言葉」に情緒を込めると言うが、建築家はそれが「素材と寸法」になる。

「たかが1ミリ、されど1ミリ。」

恥ずかしい話だけど、
このことを何となく実感できるようになったのがキャリア30年を過ぎた最近。





2015/11/04

最近は



最近は来年春に竣工予定のRC造の住宅のディティールに没頭中。

おそらく今考えているものも実際に出来るものとは違っていると思う。

一通り全部のディティールを考えてから全体をイメージしてまた考える。

現場が始まっても変更することが多いので

平均4〜5回の変更を重ね実物になる感じかな。



Hi Joanne.

I am sorry not to be able to reply.
Now I have no time as I am recently designing the detail of the house that you made a scale model with expanded polystyrene. and I can not take photos of Shironisi house. I want to show that's photos as soon as possible. Wait a little please.

I design the detail of the house of the scale model which you made recently. It is an upper photograph.

Enjoy life in Italy.

Bye.



2015/10/26

ぜんぶ手でつくる 22



Face to Face







今回のマンション杭工事の問題は、その他の分野で起こっている問題と同様、需要者と供給者の距離が原因ではないだろうか。供給者は直接肉親が関係していれば絶対にしないようなことをしている。マスプロダクトになると供給者は需要者をイメージし辛くなり関心も薄くなる。

これを法律で埋めることにはすでに限界がきている。「衣」や「食」でも同じようにマスプロダクトを求める場合は、このようなリスクを想定しておかなければならない。

個人がこのリスクを減らす方法は、供給者との距離を縮めることだ。所属が企業であろうと直接対応するのは個人である。その個人との信頼関係如何では、ある程度リスクを減らすことが出来る。しかし、所属する企業が大きくなればなるほど把握できる範囲も責任も限定的になる。


「Face to Face」。

とにかく距離を縮めることだ。自分の生活、人生を守ることは自分ひとりでは出来ない。最終的には信頼できる人たちを自分の廻りに集めるしかない。とにかくシンプルな人間関係を築くことだ。知らない誰かが作ったブランドを安易に信頼することにもかなりのリスクがあることを知っておく必要がある。



2015/10/07

家づくりにはアメニティープランナー(私の造語)が必要!



これだけ社会の変化が激しく、情報が氾濫していると建築士ひとりではなかなか専門性を保てなくなってきました。

例えば数年前からは住宅ローンや保険に関しては、ファイナンシャルプランナーの春田さんを紹介し、それぞれの家族のライフプランを提案、助言をして頂いています。借入金額や期間にもよりますが、彼の提案する金利だけでもトータルで数百万円節約できることはよくあります。

実際、先日も地震、火災保険も彼のアドバイスで簡単に50万円ほど節約することができました。

いまや住宅ローンや保険などは全て大企業の商品です。だからその内容は大変複雑で素人には何が自分に適切なものか全く分かりません。今や建築士の能力だけでは最も大切なお金の部分で適切なアドバイスが出来ないのです。

事実、私自身の住宅ローンも彼のアドバイスにより借り換えで100万円節約できたくらいですから。

今私自身は、お金や保険に関してベストなものをクライアントに提供できているという自負はあります。が、しかし、ここ数年、別の問題でクライアントを悩ませています。

それは、テレビやブルーレイ、インターネット、セキュリティーなど通信分野に関することです。これらは今スマホとも連携できるためにより複雑になっています。この分野は特に進歩が激しく完成時にはすでに古いインフラになっています。これは建築士として恥ずかしいことです。

これらを熟知して適切なアドバイスをするには専門家が必要です。しかし、今、日本にはそういう専門家はいません。設計の段階から参加し、クライアントのライフスタイルに合わせて提案し予算を決める。それを設計に組み込み、随時新しいものが出れば施工中であっても更新し、クウォリティを上げていく。こういったプロフェッショナルが必要な時代になっています。

以前は町の電気屋さんがやっていたことですが、すでに家電の範囲をはるかに超えています。今こそ町の電気屋さんは家電のみの販売だけに留まるのではなく、アメニティープランナーとして積極的に家づくりに参加してほしいと思います。

誰かやってみようと思う人いないでしょうか?










2015/10/02

ぜんぶ手でつくる  21



標準化





内藤廣さんのエッセイを引用した伊礼さんの直近のブログ「設計の標準化」という記事を読んで思うところがあった。。


私はむしろ標準化を避けて来た。それはその目的が効率性、経済性以外に感じられなかったからだ。これは企業が得意とすることで、むしろ我々個人の建築士がやらねばならないことはこの逆ではないか。


2つとして同じ条件のない我々の仕事は、それ故にその住宅のためだけにできる仕事がたくさんある。それがまたやり甲斐にもなり面白みでもある。


施主家族の顔を思い出しながら思いを込めて詳細を決めていく。毎回新しいものを生み出し続ける職人たちの期待と歓び。表面には出難いこういう”人の思い”も建築にとっては大切なことだと思う。


標準化はそれと逆行するように思えてならない。ましてや個人の建築士が力を入れるべきことではない。住宅を設計するということは、その家族のために最善の提案をすべきだ。標準化は決して最善の提案ではない。


ハウスメーカーや工務店、一部の施主のために標準化も必要なことだとは思うが、多くの建築士がそれを目指したら、建築士の価値は下がり職人も育たなくなる。何よりも建築を作ることに魅力が無くなってしまう。


そのために私は出来るかぎり既製品を使わずにそれぞれの施主のためだけに毎回デザインをし、手でつくることを心掛けてきた。


建築は私と職人たちの心を込めた贈り物だから。




2015/09/24

シルバーウィークの出来事3

翌日は手っ取り早く古い建物を見ようと江戸たてもの園と以前にも行った川崎にある日本民家園に行った。



これは有名な前川国男氏の自邸。





みんなが撮るような写真は止めて、気になったものを紹介します。
これはダイニングテーブル.無垢のオリジナル.デザインもなかなか秀逸。
かなり参考になったのでいつか頂きます。



寝室のクロゼット。この時代にかなりモダン。納まりは少し和っぽい。そのフュージョン具合がセクシーな感じ。


少し分かり難いが、片方が嵌め殺しのガラスで
片引きガラスの障子戸がひとつの敷居の中で納まっているディティール。




テラスのレール。堅木で出来ている.多分チークじゃないかな?






洗面のキャビネット。
最近はついつい既製品を使いがちだったので反省してオリジナルで作ることにします。





これは別の住宅の流し。
この時代はオリジナルで銅板で作っていたようです。

今度ボクも銅製の流し作ってみようと思います。



コーナーや排水廻りの詳細。
排水廻りは現代風にアレンジの必要がありそう。



ここからは日本民家園。

今回写真に収めたのは土壁の写真のみ。

興味のない人は全くつまんないのでスルーしてください。
















シルバーウィークの出来事2

 吉村ギャラリィーに思いもかけず長居をしてしまったので、
ひとつ予定をキャンセルして池袋、目白界隈を散策がてら
日本で初めて開催される春画の展覧会が行われている永青文庫行きました。


到着したのは午後6時近かったと思いますが、
ちょうどこの日は、展覧会初日でかなりの人が来ていました。






 年齢制限があるくらいなので、内容はかなりきついものでしたが、
版画ばかりでなく肉筆がも多く見応えのあるのもでした。

知ってはいましたが、今よりも性もモラルは少し緩かったようです。


元総理の細川さんが理事をされている建物で、
詳しく走りませんが細川家ゆかりの建物ということもあり、
なかなか素晴らしい建物でした。


シルバーウィークの出来事1

19日、20日と私用で東京(池袋)に行きました。

近くにある吉村さんのギャラリィーがちょうど企画展をしていたので、
予定を少し変更して少しだけの見学の予定が、3時間ほど滞在してしまいました。

その原因は、下にある図面と吉村さんの右腕だった平尾さんがそれらを丁寧に説明してくださったおかげです。

写真の図面は極々一部で、住宅を中心にほとんどの製本図面があったと思う。

おそらく真剣に見出したら、2、3日はかかると思う。


平尾さんには暖炉の設計の勘所や吉村事務所の設計の進め方など本当に詳しく説明して頂き始めて聞く話ばかりであっという間に閉廊の時間になってしまいました。

やっぱり現寸図か多かった。

最も有名な軽井沢の別荘も現寸図を含めた実施設計は平尾さんがやられたそうです。

現場で桁の高さがずれてた話とか、「丸太の梁を削って隠せ」
とか吉村さんに指示された話なども初めての話ばかりでした。

以外だったのは、極初期の基本設計のみ吉村先生が指示されるようですが、
ディティールなど詳細に関しては、ほとんどスタッフが設計したものだそうです。

それにしてもスタッフの力量とその一貫した設計思想には驚いた。

ただ、よく見ると担当者によってそれぞれ個性が出ているようで
平尾さんの説明でそれも何となく分かった。

それと吉村事務所には、ゼネコン出身のベテランの積算専門のスタッフがいたそうで
大変勉強になったそうです。




生前まで事務所としていた建物で今はギャラリィー。




これは軽井沢の家の暖炉の図面。ぎゃおーって感じ!。こんなの行きてるうちに見られると思ってなかった。この図面で発見したのは、前から暖炉の傘がやけに熱い鉄板だと思っていたら、厚さ1,6mmの鉄板を二重にしていた。吉村さんは、とにかく奥行を浅くして火床を近くするようにと再三指示があったそうです。




業界の人しか分からないと思うけど、階段を上がったところの水平に閉じる建具の断面詳細図。



暖炉廻りの詳細図。


これは吉村さんの直筆の基本設計したときの図面。これを元に平尾さんが実施設計図にしていったそうです。階段廻りは納まっていなかったそうです。


これも吉村さんの基本設計の段階の立面図。完成したものと窓廻りが違ったり、さっき行った梁が団地になってしまったので屋根の高さが桁ひとつ分高くなったようです。


これも吉村さんのもの。左下に指示が書いてある。


これがその詳細。ここまで基本設計をしっかりご本人でされたのは、後にも先にもほとんど無かったようです。平尾さん曰く「自分の別荘だからでしょう」と言われてました。
それには吉村さん独自の思いがあったようです。


そのおかげで吉村さんの事務所からは、
現在建築界の品位を支えているような建築家が育っています。

今はその孫弟子の世代になりつつあります。
その代表格が堀部さんでしょう。





2015/09/10

昨日無事に55歳になりました。

おかげさまで昨日無事に55歳を迎えることができました。
実感はありませんが、死ぬまで生きたいと思います。


2015/09/07

昨日(日曜日)のすごし方


最近は炭水化物を制限していたので、久しぶりのラーメンを食べにいきました。
行ったところは、荒畑にある らーめん三吉
雨模様で少し肌寒かったので、当然普通の暖かいものを注文しようとしたところ、家内から、「冷たいものにしておきなさい」というクレームが入り、注文したのは下の冷製わさび塩¥900円でした。何年かぶりの三吉のラーメンでしたが、やっぱり丁寧な仕事ぶりは相変わらずです。どんな仕事も心が伝わる仕事が大切です。


家内は冷製さくらえび¥950円でした。




その後冷えた身体に追い討ちをかけるように、上前津の柴ふくにかき氷を食べにいきました。実は過去に何度か試みたのですが、いつも行列でやむなく断念が続いたので、旬も過ぎ、今日の天気であれば並ばずに行けるだろうということで向かったところ予想通り。並ぶどころか空いてました。

ボクが頼んだのは、黒柴小豆。




長女は宇治ミルクでした。


最後は看板犬のクルミちゃんに挨拶して帰りました。


2015/09/04

亀倉雄策bot      ー 備忘録

亀倉雄策bot 抜粋




ぜんぶ手でつくる  20




「オリジナリティー」






村上春樹は、ビートルズの『プリーズ・プリーズ・ミー』を初めて聴いた時のことを例にして、オリジナリティについてこんなふうに語っている。

「こんなものは今まで聴いたことがない!」

という感覚にオリジナリティの判断があったという内容だ。その曲の印象を様々な言葉を駆使して解析、解説することはできるが、それよりも私は、この人間の直観、奇跡の瞬間を信じてものづくりを続けたいと思った。

オリジリティーを感じるかどうかは個々の感覚、感性によるもので、結局、完璧なオリジナリティーというものは人間が作り出すものには存在しない。未体験の感動を味わった人が多ければ多いほど、オリジナルの要素が高いということにすぎない。したがって、オリジナリティーについての評価や意見は、全く個人的な問題で同調することでもなく、共感を求めることでもない。



改めて私は、「見たことのない普通のたてものをもとめて」という言葉に「未体験の感動」という思いを込めたことに気づいた。

2015/09/01

シンプルだから似てくる?




エンブレム問題で時々、こんなコメントを目にする。


「シンプルだから似てくる」



これは言い訳なのかなんなのかよくわからない。


日本の書を見ると

シンプルだから違いがわかるはずなのにな?



禅僧や書家が

「一」「無」「◯」とか書くけど


みんな違う。


最近のグラフィクやってる人には、

その違いの訳が分からないってことかな?





PS  

写真も一緒。

同じもの撮っても全然違う。



書家や写真家も誤摩化せないからより厳しい。


ただしPhotoshopは論外(笑)













2015/08/31

ぜんぶ手でつくる  19







エゴイスティックな存在




今、エンブレムのコピー問題が話題になっている。

建築には、先人が作り出してきた数多くの様式がある。日本にも竪穴式住居から始まり、法隆寺に代表されるような飛鳥様式を経て、近世には桂離宮などの数寄屋造り、茶室では待庵などが生まれた。クライアントから和風の建築を求められれば、それらをなぞることは避けられないし、また、私自身も過去に何度も好きな建築家のコピーを試みた。

そこで出した結論は、「やっぱりコピーは出来ない。」。

建築には、イメージを数字に置き換えるディティールという仕事がある。それは理性的で情緒的なものだ。奥深くに潜む「エゴイスティックな存在」に仕事をさせることだ。彼が創り出すものは一見コピーのように見えても、独特の空気感を生み出す。視覚的要素だけでなくそれ以外の要素が確実に存在する。でも、その彼に仕事をさせられない人は何をやってもコピーになってしまう。

グラフィックでも同じ。見た目にはよく似ていても彼を感じられれば全く問題ない。また、そうであれば騒動も自然と消えていく。消えないとすれば、そういうものではなったということだ。前回の亀倉山のエンブレムはまさしく日の丸そのものだったから。

2015/08/28

ぜんぶ手でつくる 18



家づくりに大切なこと




「豊かさは、自然との関係の中から生まれる」


自然とは人間が作ったもの以外のこと。人は自然によってのみ真の豊かさを感じる。その意味で建築家の仕事とは、人と自然との関係をデザインすることだと思う。それは陽光や通風だったり素材だったりする。それらのを組み合わせて交響曲のように作り上げていくのが建築だ。また、一方で建築は災害から人命を守り、安全と安心を確保しなければならない。

自然との向き合い方で建築の有り様は全く異なったものになる。コントロールしやすく便利さと快適性?を求めればハウスメーカーの家になるし、より自然との共生を望めば、いにしえの古民家のようにもなる。その間には無数の選択肢があり、その仕方がそのまま建築の個性になる。

建築家が提案しがちな恣意的なデザインや派手な演出は、永く日常を共にする住宅には重要なことではない。かえって煩わしくなることもある。ついつい目立つところに関心が集中しがちだが、それよりも自然とどのように関っていくかを十分に考えておく事が大切だ。

他に大切なことは2つある。ひとつは子育てをするということ。もうひとつは老後も生活をするということ。

住宅は人間性を育む場である。快適さを追求するあまり、汚くなれば張替えたり、塗替えたり出来る何でも思う通りになる住宅が子育てに良いとは思わない。自然と関る機会の多い住宅を作りたい。きっとその住宅からは自然の美しさや不合理を感じながら寛容な情緒が育まれることだろう。


また、体力も減り収入も少なくなる老後をイメージすることは重要だ。住宅も老朽化し、メンテナンスの機会が増えストレスも増える。出来ればもう少し老後に軸足をおいた住宅にしたい。







The important thing for the making house



"Richness is born from relations with nature"

Nature is without the one man-made. People will feel the real richness by natural there.So the most important work of the architect is to design the relationship between human and nature. They are sunlight and ventilation, and material such as touching it directly. It is architecture that build up as a symphony by a combination of these elements.

While architecture to protect the human life from the disaster, it takes a mission to ensure the safety and peace of mind. In this way the presence of architecture depending on how facing the diverse nature, will be different at all. If we ask control easy high convenience and comfort housing, inevitably will have a choice of house of the house maker, if we wish to coexist with the more natural, it comes to choosing the old house in ancient. In meanwhile there are innumerable choices, and the way will just become the personality of architecture.

There are 2 important things.One is the fact that the child-rearing. The another fact that old age is also to live .


The house is a place that the human nature is brought up. People pursue comfortableness, I don't think the housing it'll be is good for child rearing as I think of everything which can be repapered, repainted and done when becoming too dirty.I want to make a house more opportunities involved with nature. Surely it will be that tolerant emotion is brought up while feeling beauty and irrationality of nature from the house.


In addition, it is important to image the old age  when physical strength and an income decreaseA house is also aging, more opportunities of maintenance, stress also increase. I prefer to make a house is considered the old age a little more.

2015/08/27

ぜんぶ手でつくる 17




「普 通」




「見たことのない普通のたてものをもとめて」

この言葉をHPのトップに使うようになって20年以上になる。

「普通」

この言葉の意味は人の数だけある。今まではあえて言及しないことで矮小化を避けてきた。しかし、私の建築を理解する一助になればと思い書くことにした。

Wikiで調べてみると「特筆すべき属性を持たない状態」、「人並み」、「平凡」などと書かれてある。これらの共通する概念が「他」。一方、私が常に求めているものは「普遍」。これは「自」という概念が中心に来る。これは「他」と対極に当たるように思える。

でも、「生」と「死」のように表裏一体に思えてならない。人は「他」を排除して生きていけない。社会のなかで常に「他」と「自」が入れ替わりながら生きている。「自」の中に「他」を見出し、「他」の中に「自」を見出していくことが「自分を生きる」ということだと思う

仮に人間が「普遍」というものを創り出せるとしたら「普通」の中に見出していくべきだ。そこから距離をおいてはいけない。

「死」を感じない「生」に魅力がないように「普通」を感じない「普遍」には魅力がない。

2015/08/26

ぜんぶ手でつくる 16



好きな仲間と好きな建築を







心理学では「人は相手の無意識に反応する。」ということがよく知られている。無意識で行なう行為と他に別の目的があって行なう行為では同じように見えて受ける印象は全く異なる。

私の場合であれば、「人は作り手の無意識に反応する」。

作り手の思いが、ものを通して伝わることがある。いわば目に見えない暗黙のルールのようなもの。人と人、人とものとが接する時、必ずその枠組みの中で意味を共有しものごとを理解する。建築でも大切なのは機能やデザインよりもこの枠組みだ。


建築の印象は機能やデザインとこのような非知覚メッセージによって形作られている。私の知る範囲では現代の建築家のほとんどは前者のみに重きをおいている。過去には後者に重きをおいた建築家がたくさんいた。例えば、ルイス・カーン、ルイス・バラガン、アスプルンド、晩年のル・コルビジェなど。現役ではピーター・ズントーのほか数人でしょう。

昨今の現代建築はそれがどんなに素晴らしいデザインや機能であってもそのワクワク感は初めだけで、建築家の意図やコンセプトを理解してしまうとそこにいるモチベーションが急に下がってしまう。その中でも流行の建築家ほどその傾向が強く感じられた。一方、新奇性や派手なデザインなど全くない古寺名刹などは初めの高揚感はないものの、次第に居心地の良さや安らぎを感じてくる経験をよくした。私はこの違いに長く悩まされた。
人やものから受ける感覚や感情がどのように生まれるのかをもう一度考え直してみた。

結局はデザインや形態など目に見える部分をいくらなぞっても意味がなく、作り手の思いや生き方が、ものを通してにじみ出てしまうことだ。


だから作り手は、楽しく無我夢中になれるような仕事をすべきだ。またそういう環境を自分で作らなければならない。それは、まず前提としてクライアントからの信頼を獲ること。そして、その次に



「好きな仲間と好きな建築を自由に作ること」




これが出来て初めて建築は生きてくるのだと思う。これからもそういう家づくりをしていこうと強い思いでいる。




2015/08/24

ビフォー・アフター

一昨年竣工した「高橋町の家(改修)」の外壁が良い感じになって来たので外観のみですが、写真を撮ってきました。後日、ワークにアップしますがビフォーアフターで少しだけ紹介します。