2014/06/30

ぺちゃくちゃないと動画アップしました。

先日、ぺちゃくちゃナイトで行なったプレゼの動画をアップしました。

題目 「ニッポン・マンガ・ワールド」

https://www.youtube.com/watch?v=bLvbEWDQn6g

日本代表帰国映像を見ての違和感

先日、日本代表が帰国した様子をテレビで見たが、サポーターに対する残念な気持ちと選手たちに同情する気持ちが合わさって、なんだか見ていられない映像だった。

 その後、長谷部のインタビューを見て少し安心した。その内容は、サポーターとマスコミに対して、「もっと厳しい視点で自分たちを評価してほしい」というものだった。彼の言葉は、ドイツでの経験から発せられたものだと思う。サポーター。マスコミのレベルは、そのまま選手のレベルに直結するのを彼は、身にしみて実感しているからだろう。

 目標を高く持ったプロの選手であればあるほど、今回の結果に対してねぎらいの言葉は、屈辱の何ものでもないだろう。(彼らの負けず嫌いを甘く見てはいけない)そして、彼らに向けるねぎらいは、サッカーの未来につながらない。あの光景は、日本人の良さ、美徳から来るものだろう。でも、サッカーは世界が相手で結果がすべての世界。サポーターやマスコミの満足感や美徳だけでは、彼らは報われない。誹謗中傷や人間性についての批判は論外だが、サッカーについての評価は厳しくて害になることはないと思う。そして、優勝した時に心から喜び、感謝をするサポーターが、本物の愛ある賢いサポーターではないか。また、そういうサポーターが大半を占めるような環境にならないと優勝は、ほど遠いと思った今回の帰国映像でした。

送別会


土曜日の晩は、内藤くん(右から2番目)、インターンの幸村くん(右)の送別会をした。内藤くんは、ほぼ2年間。スタッフとしては短い期間だったけれど、やむなく家の事情で退所することになりました。物件を担当するまでは至りませんでしたが、縁の下の力持ちとしてとても貢献してくれました。新天地での活躍を期待しています。幸村くんは三週間ほどの短い期間でしたが、外国メディアの対応やプロポーザルの資料づくりをしてもらい、とても助かりました。8月には米国の大学に戻るそうですが、よりいっそう研学に励んでください。

こんな感じで毎年のように来る人もあれば去る人もある。設計事務所は、設計以外に実践を学ぶ学校であると思っています。でも、授業料を払っていく学校との違いは、「教えない」ということ。本人が学びたいことしか学べない。でも、その学びたいことが、個性だからそれでいいと思う。オールマイティーである必要はない。これが職人の世界でよく聞く「盗む」というやつかな。

2014/06/26

優勝するには・・・

当然といえば当然の結果に落ち着いたのだけれど、ボク自身も電通の仕掛けにまんまとはまり、過大な期待をしたせいか、少し脱力感から復帰できない感じ。いろんな記事を見ると、「チームづくりのコンセプトや路線は間違っていない」とか、根性論とかメンタルの問題をあげているけど、そんなのいくら頑張ったって優勝は出来ないだろう。どこか的外れな議論ばかりで、挙げ句の果てにこの時期になると電通が頑張っちゃうので、みんな過大評価しすぎて、いつまで経ったってこのあたりから抜け出せそうもない。実際、この3、4回のワールドカップの結果を見ても、日本が成長していないのは明らか。もう少し冷静に客観的に考えた方が良いんじゃないか。

結論からいうと個人の力を上げることに尽きると思う。世界レベルでは、チームプレイにも限界がある。日本が見習うべきスペインやメキシコと比べても、チームプレイで見劣りするばかりか、個の力の差がかなりあると思う。コロンビア戦を見ても、ハメス・ロドリゲスひとりで、ディフェンダー二人も三人も引きずっていけば、当然スペースは出来るから点は入りやすくなる。よく一対一に強いというけれど、そんなの当り前で、強くてもあまりチームに貢献しない。海外の一流選手は、一対三くらいでも結構強い。みんなディフェンダーを自分におびき寄せてから勝負をかける。日本は、香川でさえもディフェンダーを怖がって、すぐに横にパスをしてしまい、全く攻撃にならない。ここが一番強化しないといけないポイントじゃないか。コロンビア戦でもボールポゼッションは、ほとんど日本。結果は真逆。もういい加減に気づかないと、結局は毎回、電通の一人勝ちということになっちゃうぞ。

2014/06/24

いつも心掛けていること


私とクライアントと職人との関係でいつも心掛けていること
What I always keep in mind concerning a craftsman with a client with me.


「愛、それはただ互いに見つめ合うことではなく、ふたりが同じ方向を見つめることである」
"Loving is not just looking at each other, it’s looking in the same direction"
                                      サン・テグジュペリ
                                   Antoine de Saint-Exupéry

                                                                                                             

2014/06/18

講演で紹介した言葉2


 建築に宿る静謐さと品格は、建築家の品性(謙虚な配慮と委ね)を種とし、周到に計られたディティーによって芽を出し、職人のプライドが花を咲かす。」
 The serenity and dignity that dwells in architecture takes a seed for architect's character (modest solicitude and trust) , and come up by the detail carefully worked out, and the flower blooms by craftsman's pride.



   
 コンセプトを表現するために素材や職人を道具にしてはならない。彼らに向ける尊厳や愛は、建築の質を決定づける。」
 Don't make a material and a craftsman into the tool for expressing a concept. The dignity and love towards them will be decided quality of architecture.

       


  「 施主とは、美しい建築を生み出す一方の担い手である。あらゆる建築要素にヒエラルキーは禁物である。」
    The client takes on other side supporter that creates beautiful architecture. The hierarchy is a taboo to every architectural element.



     
 「  施主、職人、素材という愛する対象が、ひとつでも欠けてしまえば、建築に魂が宿ることは難しいだろう。」
 If the beloved client, craftsman, material are even one missing, soul dwells in the architecture will be difficult.      
                                                
  
         
 「   建築家の意志によってのみ調和が計られる。」
  Harmony is designed only by the will of the architect.
     



  「意志とは、愛と尊厳である。」
     The will is a love and dignity.

   

  
  「調和とは建築家の介入が見えないということである。」
     Harmony means that the architect's intervention is invisible.



     
  「 謙虚さを欠いた建築は、静謐とは無縁のものとなる。」
     Architecture which has lacked modesty loses serenity.




 「 建築は、自己表現の手段ではなく、平穏な時間と安住の空間を現在させるためだけにある。」 
     The architecture is a not tool to express yourself. It Is there for existing the secure place and peaceful time.  


    

  「大切なことは、新しさではない。自然と人間との幸福な関係を創り出すことである。」
    The important thing, not the newness. It is to create a happy relationship between human and nature.




  「思考(コンセプト)-実体(建築物)-自立(存在感)。これを完成させられるのは、建築家の意志のみである。」
     Thought (concept) - substance (architecture) - Independence (presence). Only the will of the architects can complete those.
    



  「建築に宿る魂は、すべての建築要素にはらわれる愛によって生まれる。」
     The soul that dwells in architecture will be born by love to give all architectural elements.
  
  



   「 建築は、愛の結晶である。」
     Architecture is the fruit of love.



   「コンセプトやメッセージを携えて生まれ来る子供はいない。唯一建築は、機能というミッションを背負って生まれてくる。」
     No child born to come to hand in the message or concept. Only architecture is born to hand in mission function.
     



 「  愛し方こそがオリジナリティー。」
     How you love it is just the originality. 


講演会で紹介した言葉1

先日の講演会で紹介したものです。
写実画家 磯江毅が残した言葉を一部建築になぞらえて僕が加筆(赤字)しました。
まさしく今僕が建築に感じていることそのままです。




写実(建築)的方法ということ。自己を表現するということの意味にも疑問を持つようになり、傲慢ささえ覚えるようになりました。写実(建築)は、むしろ自己を抑え、対象物(素材)そのものの再現に徹することのなかに、表現意識を封じ込んでゆくこと(=哲学)ではないかと考えるようになりました。

 The real (architecture) is a method to express/portray I’m starting to question the meaning of self expression, to the point of feeling arrogant or selfish. The real (architecture) is to suppress the self and instead focus on recreating and expressing the character of the material itself. I am starting to think that this form of expression is my architectural philosophy.



表現するのは自分ではなく、対象物(素材)自体であるということです。その物(素材)が表現している姿から、どれだけ重要なエレメントを読み取り、抽出できるかということなのです。角膜に受動的に映る映像を根気よく写す行為ではなく、空間と物(素材)の存在のなかから摂理を見出す仕事だと思うようになったのです。

It is not the self that we should be expressing but the subject (materiality) itself. One must be able to extract the important elements from the material and portray it in the architecture. It is not simply mimicking what you see through the eyes but to understand the serenity within the space and the subject (material).




(素材)をよく見るということは、物(素材)の成り立ちを見極め、やがてそれを解体、解剖することだと思うようになった(中略)。 写実(建築)には、客観性(社会性)の尊重というルールがあります。しかし、作家(建築家)はそのルールを守りつつ、自身の主観的表現欲とどのように対応し、折り合いをつけてゆくのでしょうか。作品(建築)の精神性の高さはそんなルール(社会性)の中に見出す精神の自由さによるものだと思っております。

To understand the subject (materials) is to understand its origins and to dissect and disassemble its parts. Architecture requires the respect and understanding of the social perception. The author (architect) must be able to abide by these principles while still expressing their own philosophy and still be willing to compromise. The freedom of expression within these rules (social perception) defines the spirituality of the project (architecture).