2013/07/24

コンセプトなんか要らない。

学生の頃、よくコンセプトについて聞かれた。


未だに違和感があってしょうがない。


だってコンセプトなんか無いし、必要もないからだ。

あえて言うなら「思いついたから」「作りたいから」

そんなもんだろう。



独立して20数年。

コンセプトが必要と思ったことは未だかつて一度もない。



よくよく考えてほしい。


ペットを買う時にのコンセプトを聞く人なんかいない。

知人の赤ちゃんに「この子のコンセプトは何ですか?」って聞く人もいる訳ない。

当然、存在に価値があり、意味があることは言うまでもない。




コンセプトが必要な施主と建築家の関係っておかしくないか?

その前に信頼関係を築くことが先だろう。

必要なことは、機能と工事金額のコンセンサスだけだ。



建築は家族だ。

コンセプトが必要な建築なんか、もともと存在する必要のないものだ。

仮にもしあるとすれば、それは「商品」だ。

もはやそれは建築家のする仕事ではない。

ハウスメーカーに任せれば、カッコいいコピーを付けてくれる。



コンセプト(プレゼよる意味付けや価値付け)に頼る教育はすぐに止めてほしい。

大切なことは、施主をはじめ建築に関る全ての人に信頼される人を育てる教育だ。

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