2012/12/12

日本人の価値・本当の自立

今政治家の言葉がむなしく感じるのは、そこに夢がないからだろう。

あるデータによると日本人の経済的な価値は、ドイツ人の1/3だと言われている。今日本を覆う多くの諸問題の根源はここにある。成功体験に甘んじた日本人に今、新しい価値を創り出す社会的な環境が無くなってしまった。規制や罰則、横並びの空気を読む社会環境からは本田宗一郎や盛田昭夫、安藤忠雄、スティーブ・ジョブズは生まれない。

しかし、元に戻ることもできない。少子化高齢化が進む現状で、彼らのようなクリエーターが生まれる環境が作られなければ日本は現実にギリシャと同じ運命をたどるだろう。そういう社会を作ろうと謳う政治家がいない。小手先の日銀たたきをしたり、自由化と叫んでTPPを推進する。またそういう党に限って自立と言う。完璧に矛盾した政策だ。

本田宗一郎、盛田昭夫、スティーブ・ジョブズが日本に何十人もいれば、自由競争なんかしなくても言い値で売れる。それが本当の自立だ。資源のない日本は、人を育てるしか生き残る道はない。小手先の経済政策は、小泉経済改革でこりごりだ。

社会全体を昔に戻すことはできないが、彼らのような天才を集中的に創り出す研究所がアメリカにある。それはMIT Media Lab。先日もNHKで特集していた。現所長が日本人だ。こういう研究所をメディアの分野に限らず大規模に国家予算で作り投資してほしい。すぐに結果は出ないが、過去に負債しか残さない我々世代は、将来世代に何か残すべきだ。

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