2012/09/15

ちょっと政治の話

今朝、中日新聞を見ていたら「維新、小泉改革を継承」なんて見出しが載っていた。

はっきり言って大反対!しかし、自由主義に反対している訳ではない。今はそれが最優先の政策ではない。保守的なサラリーマン経営者の元で、創造の力を失っている日本社会が、海外に打って出て、戦っても結果は今の通り。現実にシャープやパナソニック、ソニーまでもが苦境に立たされている。安い労働力を求める大企業の海外流出は止まらない。このまま自由主義をさらに加速すれば、低賃金労働や失業者がますます増える。多くの日本人は、米国のような社会を望んでいるのだろうか。

今、日本がしなくてはならないことは、スティーブ・ジョブズのような創造力のある人材が育つ教育と環境をもう一度取り戻すこと。100万人の奇人、変人、プー太郎が幸せに暮せる社会。そんな社会から彼のような人間が生まれる。事実、日本は50年前それに近い社会だった。盛田昭夫(ソニー)が生まれ、本田宗一郎(ホンダ)か誕生した。今の日本は明らかに逆行している。空気を読み、横並びを良しとし、法律により監視する。そんな日本にいま、自由主義を押し進めていっていいのだろうか。今以上に経済界(金持ち)と官僚の独裁が進むのが目に見えている。

今、求められているのは、外に向かって戦いを挑むことではなく、ドメスティックな力を再び取り戻す時期だ。原発事故を経て、今、再エネを旗頭に産業構造の転換の時期を迎えている。今は力を蓄える時期だ。やみくもに外に戦いを挑んで体力を失うことはない。しばらくは国内で新しい産業と新しい価値を創出し、次への戦いの準備をする時期だと思う。

昨日、政府は「確信的エネルギー・環境戦略」の中で、「グリーンエネルギー革命の実現」を提言した。まだまだ信用は出来ないが、とりあえず前向きな提言なので評価はしたい。だとすれば、時々お見受けする米倉経団連会長の雄叫びも、既得権益者の断末魔の叫びのようで、かわいそうにも思えてきた。








0 件のコメント:

コメントを投稿