2017/07/21

”自分らしさ”は幻想


以前から瞑想をする習慣がある。
最近は「マインドフルネス」と言うらしい。
それについて僕なりに考えてみる。

自分らしさとか生きる意味や価値は元々存在しない。
それらは社会から与えられたもので、幻想や思い込みにすぎない。

瞑想とはそういった幻想や思い込みから自分を解放する行為のこと。
何も考えない練習のこと。
考えがいろんなところに飛ぶが、その都度何も考えないところに戻ってくる。
実はその何も考えない自分が本来の自分である。

それに気づくこと。

それを知ること。

それを認めること。

それを大切にすること。

そして、そういう自分の存在を実生活の中で少しずつ大きくしていくこと。



人は自分に執着する。

瞑想とは執着する自分自身が元々存在しないことを自覚する行為。

これは禅の教えの神髄でもある。



可能であるならば、社会的な価値や評価を全く気にしないで仕事をしたい。
そんな僕に瞑想は勇気を与えてくれる。





I have a habit of meditating from before.
Recently it seems to be called "mindfulness".
I will think about it.

There is no meaning or value to live, such as yourself.
They are given by society and are only illusions and beliefs.

Meditation is the act of releasing myself from such illusions and beliefs.
The practice not thinking about anything.
We fly thought to various places, but they come back to places we do not think about every time.Actually I do not think about that I am my own self.

To notice it.

To know it.

To admit it.

To cherish it.

And, to gradually increase such existence in real life.



People stick to themselves.

Meditation is the act of consciously realizing that myself that is obsessed does not originally exist.

This is also the essence of Zen teachings.



If I can do it, I do not want to work with consciousness of social value and evaluation.
A meditation gives courage to such me.

2017/06/28

怖がらずに勇気を持って生きよう!



今の社会を「安心社会」、「信頼社会」、「ブランド」という切り口で考えた。そこから個人として如何に生きて行くかを書いた。特に個人事業主の方はご一読を。


安心社会
日本社会は、長い時間をかけて人々を共同体に縛りつけておきながら相互規制を生み出すやり方を洗練させてきた。特に重要なのは、相互監視によって外部からの強制ではなく「和の心」「思いやりの心」で行動するのだと人々が考えるようになったことだ。その結果、人様にとやかく言われないように身を慎むことが至上の美徳となり、それを身につけた人々が暮らす社会こそが日本人が理想としてきた安心社会だった。その中にいる限り信頼出来る人たちかどうかを考える必要のない社会ではあった。しかし、そのなかでは互いに助け合うが、それ以外の人たちは信頼できない社会である。そこにとどまっている限りは安心できるが、そこから外れた時には大きなリスクを生む社会である。そのリスクを避けるために周りの人から嫌われないように、周りの人たちからどう思われるかを気にして生きていくことが必要になる。こうした社会での暮らしは、同じ仲間であることに懸念をもたれるような行動や態度は慎まなければならない。


高度成長期以降は、人々を土地ではなく企業という新たな共同体に縛りつけることで、日本式の安心社会を作ってきた。その社会にいるうちは人々は積極的にチャンスを活かした生き方をするよりは、波風を立てないリスクを避ける生き方を好ましいと思うようになる。格差が激しくなりつつある今の日本ではより以上にそこに留まろうとするメンタリティーが強くなっている。昨今の大企業の倒産や経営不振はその現れでは無いだろうか。実際、世界価値観調査の結果によると、日本人のリスク回避傾向は世界で一番強いようだ。しかし、グローバル化が進む中では、自らの意思や主張を明確にしながら知らない人たちとの間にも積極的な協調関係を築いて、お互いリスクをとりながらチャンスを活かせる社会を作らなければ、日本の将来は明るくないだろう。



信頼社会

日本人が築いてきた安心社会は理想的な面もあるが、内向きで夢や希望が持ちにくい社会でもある。一方、人類は法律という約束を作り、知らない人とも積極的に関係を持つことで社会を作り変えてきた。法律で秩序を守りながら様々な垣根を越えて行くことができる社会が信頼社会だ。どこにいても法律が個人をも守ってくれることで、他者一般に対する信頼が育っていく。その中で個人がリスクを取りながら自分の目的を自由に追求する生き方ができるようになる。


ブランド
しかし、法制度だけで社会の秩序を良好に維持するのは難しい。その時に一番有効なのが、人々が自発的に評価しあうことで得られる評判だ。これまでの安心社会では仲間うちでの悪い評判を避けることが重要であったが、これからの信頼社会では、仲間うちを超えてどこでも通用する良い評判を確立することが重要だ。もちろん良い仕事をするのが当然ではあるが、それだけでは社会に参加していることにはなりにくいのが信頼社会の現実だ。そのために自分の評判を広めることに投資をする必要がある。そして、良い仕事であれば、その評判はどこにいっても通用する形で社会に浸透していく。今それは一般にブランドと言われている。それがこれからの時代に利他的に人々を行動させる信頼社会の作り方だ。しかし、そのブランドもお金で買えるという資本主義の弊害もあるが、一人一人は確かなリテラシーを持って、どこでも通用するブランドを広くシェアできるようにするというのが、これから信頼社会を生きていくためには大切なことになる。











2017/06/26

新しい現場が始まりました。


明大寺の家の現場が始まりました。

建築は・・・






建築は素材で作られた詩である。
Architecture is poetry made with material.



                   宇野友明
                            T・Uno

2017/06/13

ホスピタリティーとヒーリング



建築の本来の目的はこのふたつ。



「ホスピタリティー」とは、「もてなし」のこと。

「お」がないのは、あるとうさん臭いから。


それは、ヒエラルキーのない人と人、人ともの、人と社会、人と自然との関わりの中で生かし合うこと。



「ヒーリング」とは「癒し」のこと。

肉体と精神の回復を意味する。



建築は、関わる全ての人にそれらが実現することで完成する。



The original purpose of architecture is these two.The original meaning is no hierarchies ”Mutually resuscitating" in  those relations a person and a person, a person and a thing, a person and society, a person and nature ."Healing" is the recovery of the body and spirit.Architecture is completed by coming true to all people involved in it.


家具難民 Furniture Refugees



ボクのクライアントは最近皆さん家具難民になってしまうようだ。

もう何年も前から「クライアントに似合う」、「この家だけのために」

という思いからほとんどすべてのものを職人による一品もので作ってきた。

そのせいで住み始めるといつもクライアント困ってしまうようだ。

すべてが手作りで素材をそのまま生かしたシンプルなものなので、

無難な素材感の既製品は高価なものでも安っぽく見えてしまう。

結局、家に似合う家具や照明が市販されているものの中に見つけられなくなってしまう。

それでも以前は、アドバイスをするだけでクライアントが選んだものを楽しんでいた。

というよりも実力不足で提案出来なかった。

しかし、ここ数年少しずつ建築のことが分かりかけてきたと同時に

家具やプロダクトも自然と提案出来るようになってきた。

また、それを再現してくれる職人がいることも大きい。





My clients recently seems to become a furniture refugees. Since many years ago "Also look good on a client", " For this house only".I have made everything with one time piece. That's why most of them are own original. It seems the client always  has trouble starting living. Everything is handmade, it is a simple thing that made use of the material as it is, so ready-made articles with a safely texture will look cheap even if they are expensive.Eventually they will not find any furniture or lighting that goes home with what is on the market. Everything is handmade and simple using the raw material, so it will look like cheap even if expensive ready-made items. Still I was just advising before and was enjoying the one a client chose. Rather than, I could not propose it because I was lacking ability. However, at the same time as I understood little about architecture in recent years. Furniture and products have become able to be designed naturally. Moreover, I think that there are also craftsmen who reproduce it.









































このスケッチはあるクライアントから

「宇野さんのスパニッシュダイニングチェアー(モーエンセン)作って」という依頼で考えたもの。

依然だったら「無理!無理!」と断ってしまうところだが、

最近は自分のものになるような気がするから二つ返事で「ハイ、分かりました。」って答えた。

が、しかし、Makino wood works お牧野さんに相談したところ

思った以上の金額になり、クライアントに見せるまでもなく頓挫中。


This sketch is what I designed at the request of a client "Mr. Uno's Spanish dining chair (Børge Mogensen)". If it is still, I am refusing "It is impossible! I can not do it" Recently, as I feel like becoming my own design, I immediately replied "Hi, OK." However, I consulted with Makino wood works Mr. Makino. It'll be the price more than I thought, and a client doesn't have that until it's shown and I'm suffering a setback.



もうひとつは同じクライアントから依頼されたスタンド照明。 

たぶん銅で作ることになると思う。

家具もプロダクトも小さな建築。

予算の中で求められる機能とデザインと耐久性、メンテナンスのことなどを考えて

ディティールを決めていく。

何が出来て何が出来ないかを知らないとデザインに強さが生まれてこない。

これが出来るまでに30数年かかった。



The other is a stand lighting requested from the same client. I think that it will probably be made of copper. Furniture and product are small architecture. I will decide the detail, considering functions, design, durability, maintenance etc in the budget. If it does not know what can do and what can not do it will not give strength in the design. It took 30 several years for me to be able to do these.



2017/06/10

最近は・・・



































この数日、今月末から始まる住宅の見積りと新しい住宅の案を考えるのでいっぱいいっぱい。

インスタやFacebook、ブログの更新など全く余裕がない。

いつまでたっても営業力は上がりません。残念!